山でのお願い

山での#こだま登山部 お願い事項を、「山でのお願い」としてまとめてみました。順番に意味はありません。随時、追加していきます。

◎山は歩いて楽しみましょう。足元の自然に目をむけると、思いがけない発見があるものです。。

◎ストックをザックにつけるときは、必ず先端を下に向けましょう。先端恐怖症の人にとっては、ストックはとても怖いものです。

◎車内では、必ずザックを下ろしましょう。空いていても、おろしましょう。山のリュックだけではありませんが、背負ったまま立っていると、他の人に圧迫感を与えます。そして、背負ったザックに不快な思いを抱く人が増えるのです。ちょっとくらい、いいでしょうにと思う人が減りますように。

◎山のゴミは、持ち帰りましょう。山小屋のゴミ箱も入れませんように。ウェットティッシュやマスクはジプロックに入れて持ち帰るのがマナーです。

◎ハイドレーションは残量がなかなかわかりにくいので、いつもはナルゲンボトルかペットボトルを使います。

◎スマートフォンの中の地図の他に、紙の地図も持っていきましょう、行程全体を見渡せます。

◎休憩中はザックに座りましょう。足にかかる体重を解放して、疲れを取りましょうよ。

◎山小屋滞在中、起床時間前の荷物整理は、やめましょう。 整理袋などがカサカサうるさいです。

◎登山はバランスが重要。片足立ちの練習をしてほしいです。駅の階段の上りや下りで、片足で立ち止まってみるのは、登山と同じ動きとなるので良い練習になります。

◎山でのやけどは大変怖い。山用手袋としての軍手は不可ですが、バーナーを使うときは軍手着用をお願いしたい。やけどすると、登山活動をすべて中止せざるを得なくなる場合があります。

◎ザックのサイドに水筒などを入れないようにしましょう。 水筒が落ちることがあり、無くなるか人に当たると危ないから。ベテランの人は、雨蓋の中か、本体に入れている。 初心者の方はなかなか聞いてくれない。

◎背負って普通に歩いてもバテない重さを知ってください。心配で、あれもこれも必要かもと詰め込むと、リュックはどんどん重くなります。 縦走中に重荷にバテ、誰かに荷物を持ってもらうなど、あってはいけません。

◎久しぶりに山に行く人は、数日前までに、汗かく運動(ウォーキング、プール、ランニングなど)をしておくことをお勧めします。足がつったりしないよう、しっかり体をほぐしてから臨みましょう。登山は全身運動です。

◎水分補給は休憩の時にしましょう。歩きながらの水分補給はサイドポケットなどに水筒を入れることになるので、やめませんか?要は慣れだと思います。ハイドレーションよりも水の残量が一目でわかる水筒をお勧めします。

◎次の休憩までの歩行時間は50分を超えない方がいい。頑張って1時間。縦走登山でそれ以上歩き続けると、当然疲れがたまるし集中力も薄れて危ない。行く先に、危険箇所があるなら手前で休んでからば行けばいい。

◎登山中の休憩時間ではリュックをおろしましょう。 わずか五分程度の短い休憩時間であっても、リュックをおろし、肩を疲れから解放しましょう。肩を回し、ほぐし、血の流れをよくすることは疲労軽減に役立ちます。

◎登山で休む時はリュックに座ります。背負う面を上にして座れば良いクッションです。短時間でも良いので座り、足を休め、疲れを減らして歩きましょう。雪山では必ずリュックに座ります。パッキングも考えよう。

◎登山中の衣類調整は休憩時間に済ませて下さい。歩いている最中に、暑いんで一枚脱いでいいですか?と言い出す1人の方のために全体がストップすることになるのです。少しの遅れの連続が大幅遅延につながります。

◎休憩時間が終わる直前になってからトイレに行くのはやめましょう。出発が遅れるからです。何分まで休憩と言われた、その短い時間でまず何をするかを考えること。出発時間を遅らせてはいけません。

◎登山前、電車などでの移動の時は、ストックやピッケルはザックから外して、手に持って移動しましょう。 ザックにつけたままで電車に乗ると周りの人にぶつかって危ない。時々いるんです。街中歩く時も同様です

◎山の歩行中、靴ひもがほどけることは、大変危険です。 ほどけた靴ひもを踏んでしまうと転倒します。例えば、まず、蝶々結びをして、次にできた両方の輪を固結びにすると、しっかり結べます。

◎防水対策は重要。リュックに頑丈で大きなビニール袋を入れ、その中に山に持参する全ての物を入れる。ザックカバーで外側からも覆うが、内側でも防水対策が肝要。服などは絶対に濡らさないという工夫が必要

◎山での眼鏡、雨の日は眼鏡が雨に濡れ、前が見えにくくなるので危険です。つば広の帽子をかぶったり、布で拭いたりしてみますが、すぐに濡れてしまいます。できれば、コンタクトの方が良いのではと思います。

◎ストックの先のゴムキャップ。普段は外さないで良いと思います。外すのは、雪や凍った斜面、ぬかるんで滑る、赤土の急傾斜で滑るときなど。地面をついてバランスをとり登降せざるを得ない時に安全優先で外します。

◎地図読み上達の第一歩は、コンパス操作法を学ぶより、山で地形と地図を何度も見比べることです。周りでどこが高いか、どこが低いか?どう盛り上がっているか、どう凹んでいるかを気にして自分の位置を確認します。

◎三角巾(さんかくきん)は個人装備に。山での怪我は出血をともなうことがあります。リーダーは必ずファーストエイドセットを持っていますが、三角巾が沢山あれば、止血にも使えるし、いろいろ役立つと思います。

◎山の荷物、重くても背負えるなら、いいのです。どんどん鍛えて重くしていきましょう。登山は体力です。人を背負えることが理想です。なれてきたら、コーラ一本でもいいから、重くしてみましょう。テント泊長期縦走のために。コーラチャレンジ、ぜひ挑戦を。

◎私達の歩きはゆっくりです。抜きたい気持ちはわかりますが、道幅の広さとか考えて抜いてください。狭いところで強引に抜くと、双方危険です。よろしくお願いいたします。後ろには気をつけておりますが、それでも気づかなかったら申し訳ありません。一声教えて下さい。すぐに、止まって道をお譲りします。